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【上咽頭炎とBスポット療法体験談】その不調の根本原因は?効果や費用について

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こんばんは岩田です。

 

突然ですがBスポット療法というものを受けてきました。

 

こういう症状がある人は関係ある話かもしれません

 

チェック!

・後鼻漏

・起立性調節障害

・首こり肩こり

・鼻詰まり

・慢性痰

・咽頭痛

・過敏性腸症候群

 

 

Bスポット療法とは

Bスポット両方とは上咽頭の後ろの部分に塩化亜鉛と言われる消炎剤を塗布する治療法のことです。

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鼻から塩化亜鉛を染み込ませた綿棒を入れて、次に喉から綿棒を使って咽頭をこすります。

この治療法は上咽頭という喉ちんこの上の部分の炎症に効果があると言われています。

 

Bスポット療法とは、上咽頭(別名:鼻咽腔)と呼ばれる部位(鼻の奥にある口蓋垂(通称のどちんこ)の後ろの部分にあります)に塩化亜鉛と言われる消炎剤を塗布する治療法のことです。Bスポット療法の「B」は、Biinku(鼻咽腔)の頭文字になります。 患者さんが「のどが痛い」と言われる時に耳鼻咽喉科のドクターがスプレーでお薬をかける部位ではなく、それよりも少し上の部位(のどちんこの裏をイメージしていただくとわかりやすいかもしれません)をBスポットと言います。 近年、この治療は上咽頭擦過治療(Epipharyngeal Abrasive Therapy )(EAT:イート)と名称が統一され、Bスポット療法と呼ばれる場合やEAT(イート)と呼ばれることがありますが同じ治療法になります。なお、最近ではコロナ後遺症への効果も期待がされています。

Bスポット療法(EAT)|大阪市城東区JR放出駅にある耳鼻科・耳鼻咽喉科 松谷クリニック

 

ポイント! Bスポット療法は上咽頭炎を治すための治療方法です。

 

耳鼻咽喉科で受けることができます。

 

上咽頭炎について


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この上咽頭(鼻咽腔)は、呼吸をすると必ず空気がこの部位を通るため、空気中のホコリや細菌、ウイルスの影響を受けやすい場所・溜まり場となりやすいため、炎症を起こしやすい部分の一つです。風邪の初期症状として、「喉が痛い」と感じる際には上咽頭(鼻咽腔)が腫れているということが多々あります。

Bスポット療法(EAT)|大阪市城東区JR放出駅にある耳鼻科・耳鼻咽喉科 松谷クリニック

ちなみにですが、上咽頭炎は一度なると治りにくい病気です。

上咽頭炎を治すことのできる治療法がBスポット療法です。

 

上咽頭炎による不調の例

①慢性上咽頭炎そのもの、あるいは炎症の放散による症状

②自律神経の乱れを介した症状

③免疫機能の異常による二次的疾患

以上の3点に主に分類されますが、具体的な症状については下記のとおりです。

頭痛、めまい、起立性調節障害、不眠、首コリ肩こり、倦怠感、後鼻漏、鼻詰まり、花粉症、慢性痰、咽頭痛、過敏性腸症候群、胃もたれ、集中力低下、微熱、etc

 

以外かもしれませんが喉の不調とは関係ないと思うような症状が出ます。

上咽頭と自律神経には深い関わりがあり、上咽頭炎により自律神経の不調による症状まで引き起こされてしまいます。

私自身、長い期間に渡り、口呼吸で生活していたことにより知らないうちに上咽頭炎になっていたようです。

たまたまですが、上咽頭炎の症状に気づいたので色々調べた結果、上記の本を購入しました。

この本でもBスポット療法を紹介されていますが、最近までは睡眠時の口テープと鼻うがいしか実践していませんでした。

口テープの効用については下記のブログでご紹介しています。

ganden-no-jognote.hatenablog.com


口テープと鼻うがいにより上咽頭炎はおそらくだいぶましになったと思われましたが、上咽頭炎を検査したわけではないので、そもそも上咽頭炎であるのかすら分からない状態でした。

上咽頭炎は耳鼻咽喉科で調べてもらわないとわかりません。

 

私自身が感じていた不調

起立性調整障害

中学生ごろからずっと立ち眩みに悩まされていました。自律神経失調症になったことも関係していたと思いますが、上咽頭炎の影響もあったのかもしれません。

ganden-no-jognote.hatenablog.com

 

首こり肩こり

上咽頭炎だと特に首コリがひどくなるようです。逆に首コリによっても引き起こされる場合もあるようです。

私の場合は、猫背なので普段の生活姿勢による影響も大きかったのは間違いないですが、上咽頭炎の関連痛として首コリ肩こりが引き起こされるようです。

 

倦怠感


日にもよりますが体の疲れやすさを感じていました。これに関しては肩こり首こりからくる疲労もあったのかもしれません。

慢性的に体が疲れている感じがしてきました。

 

後鼻漏

鼻水が喉から降りてくる症状です。鼻水というより痰にも近かったですが、花粉が多く飛ぶような時期はよりひどかったように思います。

しかなしながら、鼻呼吸に変えたことでだいぶ改善されました。

 

花粉症


今回、耳鼻咽喉科にいくことになったきっかけでした。

くしゃみと喉の違和感が強く出たのでこれはやばいと思って診察を受けることにしました。

免疫機能の異常による二次疾患という意味では花粉症も該当しているのだと思います。

 

咽頭痛


上咽頭炎に気づくことになったきっかけでした。何故か慢性的に喉の違和感が続いたり、花粉症やハウスダスト等の症状が出ると喉を痛めやすいってことに悩んでいました。何よりも常に喉あれが続いていました。

のど飴を舐めても喉が治りにくいという場合は上咽頭炎の可能性があります。

 

Bスポットの受け方

耳鼻咽喉科で上咽頭炎か検査する


まずはじめに上咽頭炎であるか調べてもらう必要があります。

必ずBスポット療法をしている病院で見てもらいましょう!

※Bスポット療法を受けれる耳鼻咽喉科は限られています。

大阪城東区近辺の方は私の受けた耳鼻咽喉科をおすすめします。

www.matsutani-ent.com

 

鼻からマイクロスコープを入れて上咽頭が腫れているかを確認します。

私の場合は、血管が見えにくいとのことで腫れているということが確認できました。

マイクロスコープを鼻から入れるだけでもけっこう気持ち悪いです。

 

Bスポット療法を受ける

上咽頭炎が確認できたら、Bスポット療法についての説明があります。

別室に行ってどのようなものかを教えてくれます。

私の行った松谷クリニックでは資料をくれました。


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その後、Bスポット療法を受けます。

治療時間は1分もかかりません。

鼻の穴に綿棒をつっこんで、その後口から綿棒を突っ込んで上咽頭を擦ります。

以上になります。

痛いですがすごいあっさり終わります。

 

ちなみにですが、人により10〜20回受ける必要があるとのこと。

恐ろしい。

 

Bスポット療法後

ここからが少し問題ありです。

好転反応なんでしょうがまぁまぁつらいです。

喉がヒリヒリする

ヒリヒリというかズキズキといっても過言じゃありません。

風邪引いたときの喉の痛みが1〜2日続きます。

つばを飲み込むのが辛かったです。

鼻水が止まらなくなる


終わった直後から猛烈に鼻水が止まりません。

しかしながら半日くらいでおさまります。

ティッシュがないとどうにもならないくらい鼻水がでましたので、Bスポット療法後は自宅でゆっくりすることをおすすめします。

 

痰がやたら出る

血が混ざった痰が時々でます。

擦ったことで出血しているようです。

鼻水ほどではありませんでしたが結構痰が出るのと痰を吐くたびに喉も痛いので二重苦でした。

 

飲酒はしてもいいの?

これに関してはお医者さんに確認しておりませんので、自己責任でお願いしたいですが、治療後でも缶ビール一杯程度なら全く問題ありませんでした。

上咽頭なので問題ないと思ってます。

しかしながら、食事は治療後1時間は開けた方がいいと教えて貰いました。

 

回数による変化について

基本的には良くなるに連れて痛みは減るとのことですが、初回より2回目の方が個人的には辛かったです。

1回目は、喉の痛みは1日で収まりましたが、2回目は強めに擦られたせいか2日間は痛みが引きませんでした。

痰にも血が混ざっていたのは2回目の方が良かったと思います。

 

体の変化


花粉症に関しては薬を処方して貰ったこともあり、花粉症の症状が治まったので1回目はあまり変化を感じませんでした。

強いて言うなら少し肩こりが楽になった程度でした。

効果を感じはじめたのは2回目からでした。2回目は喉の痛みもひどかったのですが、その後の体調の変化も感じることが出来ました。

明らかに体調が良くなったと感じでいます。

朝起きてからの体のだるさや首こり肩こりもそうですが、後鼻漏、痰もほとんどなくなりました。

喉あれもましになりました。

3回目はまだですが、2回だけで変化を感じることができました。

※2022年5月20日に3回目を受けました。擦る時の強さを変えている気がしました。「強めに擦ってない?」気のせいかもしれませんが。笑

相変わらずの痛さでしたが、腫れが良くなっているのかのどのヒリヒリ感が少しましになっていると感じました。実際次の日は全く痛くなかったので上咽頭炎が良くなっているのだと実感できました。

5月27日に4回目のBスポット療法を受けました。回数を重ねるごとに治療後の反応はましになっている気がします。

また因果関係は不明ですが、日中の眠気が全くなくなりました。鼻の通りが良くなって睡眠の質がかなり良くなったのかもしれません。

6月4日に5回目のBスポット療法を受けました。相変わらず治療の時は痛いです。しかしながら、喉の痛みや鼻水の量がはじめよりも明らかにましになってきました。

しかしながら治療後の体調の変化があまり感じられなくなってきました。完治はしていないもののだいぶ良くなってきたのかもしれません。

7月8日に10回目の治療を受けました。相変わらず受けた直後はひりひりしますが、治療後は鼻水やたんの量はましになりました。

体調はこの2ヶ月間でかなり良くなったように思います。特に鼻詰まりはだいぶなくなりました。

8月26日に15回目の治療を受けました。

10回目以降からあまり変わらないような気もしますが、未だにコロナにも感染してないので上咽頭炎を消毒するのは効果があるのかもしれません。笑

 

費用について

初回だけは初診料と検査代がかかっているので3000円ちょっと支払っていますが、2回目からは500円程度で受けることができます。

何回受けるかでトータルでの費用は変わってきますが、一回にワンコインで済むのは健康面を考慮したら安すぎるくらいじゃないでしょうか?

ただし、別の症状もあって処方や治療がある場合は同じとは限りませんので注意して下さいね。

 

以上になります。

体に不調を感じている方はとりあえず耳鼻咽喉科で診察だけでも受けてみてはいかがでしょうか?

 

すぐに診察を受けれない方は口テープと鼻のケアからはじめてみて下さい。

口呼吸の人は鼻呼吸に切り替えるだけでもましになりますよ!